当組合は昭和35年に設立し、東根市野田地内にし尿処理施設・ごみ処理施設の建設がはじまり、昭和38年にし尿処理施設(72KL/日)、ごみ焼却処理施設(15t/8h)が完成いたしました。

施設の変遷

し尿処理施設は、昭和43年に75KL/日の増設工事、昭和47年に45KL/日の増設工事を行いました(総処理量192KL/日)。その後、施設の老朽化などに伴い、昭和63年から3ヶ年事業で総工事費28億円を投じて更新工事が進められ、平成2年に現在のし尿処理施設(160KL/日)が竣工しました。しかしながら、下水道接続率の向上に伴い、既存施設での適正処理の継続が限界に近づいたため、施設の効率的な活用を図ることを目的として、平成23年度に工事費3億7千万円を投じて、「下水道投入方式」への施設改造工事を行い、平成24年3月に竣工し現在に至ります。


ごみ処理施設は、人口の増加等により、ごみ排出量の急増と施設の老朽化が相まって、昭和47年から2ヶ年事業でごみ焼却処理施設の更新が行われました。更に、管内人口の増加やごみ排出量の増加から処理能力不足と施設の老朽化などにより、平成4年から3ヶ年事業でごみ焼却処理施設(195t/日)の更新と粗大ごみ処理施設(20t/5h)の建設が総工事費約109億円を投じて行われ、平成7年2月に竣工し現在に至ります。
このごみ焼却処理施設は、公害防止にダイオキシン対策を含めた最新技術を結集した、皆様にも安心していただける施設です。


昭和58年に、埋立地の延命や資源の有効利用を促進するために、不燃物処理・資源化施設が2ヶ年事業で建設され、昭和59年3月に竣工しました。この施設において、ごみの再資源化を進めてまいりましたが、施設の老朽化が著しいことや、さらなるリサイクルの推進を図るため、平成20年度より2ヶ年事業でリサイクルセンターの建設工事を進め、平成22年3月に竣工し現在に至ります。


平成6年当初から懸案事項でありました最終処分場も、平成10年から総事業費19億円を投じ、河北町谷地字下釜地内に建設を進め、平成12年3月に竣工し現在に至ります。この処分場は、埋立全面に遮水シート(二重)や漏水検知システムを設置し、公害防止や環境に配慮した施設です。


クリーンピア共立は、住民が清潔で安全な生活環境の中で、快適で文化的な生活を保てるよう環境に配慮した最新の廃棄物処理施設の拠点であります。

し尿処理施設 ごみ焼却処理施設 粗大ごみ処理施設 リサイクルセンター 下釜最終処分場
し尿処理施設 ごみ焼却処理施設 粗大ごみ処理施設 リサイクルセンター 下釜最終処分場